そこそこ複雑なコードを読む場合に、紙に印刷して読むことがあります。

例えば、1ファイル数千行ぐらいのあまり構造化されてないpythonスクリプトの処理内容を把握したいときなど。

紙に印刷するメリットは、
・同時に何枚も見ることができる
・現在位置がわかりやすい
・メモを書き込むことができる(文字だけでなく矢印なども)
などがあります。

紙は検索ができないので、PCを併用する必要があります。そのため、行番号の印刷は必須です。


Macで印刷する場合、enscriptとpstopdfを使っています。日本語未対応らしいのですが、幸いにも必要になったことはありません。

enscript -j -r -2 –highlight=python –line-numbers -o - emscripten.py |pstopdf -i -o emscripten.py.pdf 

これで、A4用紙1ページに120行ぐらい印刷できます。

10枚程度なら家庭用プリンタで、それ以上ならコンビニかKinko’sへゴー。紙代ケチって両面印刷にするのは、閲覧性が下がるのでおすすめできません。代わりに字を小さくしましょう。

必要なことが大体把握できたら本棚にでもしまっておいて、適当な時間がたったら捨てます。